更年期障害と聞くと女性特有の病気だと思われがちですが、実は男性でも更年期障害は起こります。

男性の更年期障害はテストステロン(男性ホルモン)の減少が原因です。

しかし男性の場合、症状のあわられ方や発症する年齢にも個人差があります。

それはテストステロンの減少スピードは年齢だけでなく、生活習慣も大きく関わっているからです。

そのため更年期障害を発症しやすい中年期以降は、ライフスタイルを見直していくことが予防において最も効果的です。

今回は男性更年期障害に備えるために、日常生活で行える予防法についてご紹介していきたいと思います。

男性更年期障害の予防にはライフスタイルの改善が重要

男性更年期障害の原因はテストステロン(男性ホルモン)の減少にあります。

テストステロンの分泌は10代から増え始め、20歳をピークに減少していきます。


出典:メンズヘルスクリニック東京

しかしテストステロンの減少には個人差があり、年齢以外にも肥満や運動不足、喫煙、飲酒など様々な要因があることがわかっています。

それらの多くが生活習慣に関わることですので、中年期以降にライフスタイルを見直すことが男性更年期障害においては最も効果的な予防方法です。

男性更年期障害の予防に良い食事

肥満は男性更年期障害の原因でもあるテストステロンの減少に拍車をかける要因になります。

特に中年期以降は基礎代謝も落ちるため、若いころのようにお腹いっぱいになるまで食べたり、脂っこいものを多く摂ることは控えるべきでしょう。

食事は『腹八分』を目処にし、肉類よりも野菜をより多く摂ること、またよく噛んで食べることも大切です。

また中年期以降にお勧めする食品は、納豆やオクラ、山芋のようなネバネバ食です。

これらの食品は男性ホルモンと似た作用をする成分が含まれるため、男性更年期障害の予防に良い食品と言われています。

男性更年期障害の予防には適度な運動を

肥満の予防や解消には食生活の改善と同時に、適度な運動も必要です。

中年太りは体力が衰えるばかりか、テストステロンの働きを鈍くしますが、一方で筋肉に適度な刺激を加えると、テストステロンの分泌を促すこともわかっています。

ただ、今さら何か新しいスポーツを始めるというのも難しい方もいらっしゃるでしょう。

大切なのは無理せず自分のペースで続けられることです。

スポーツに限らず、普段の生活で歩く時間を増やしてみたり、1日の中で15分ほど意識してできるトレーニングなどを見つけるなどして工夫すると良いでしょう。

男性更年期障害の予防には節酒、禁煙も重要

中年期以降はストレスもたまりやすく、その解消にお酒を飲む方も多いでしょう。

ストレスは男性更年期障害の要因の1つとも言われているため、適度な飲酒によってそれを解消することは問題ありませんが、飲みすぎはやはりよくありません。

また喫煙は男性更年期障害だけでなく、あらゆる病気のリスクを高めるだけで百害あって一利なしです。

できる限り禁煙の努力をしましょう。

まとめ

男性更年期障害の最大の予防法はライフスタイルを見直し、生活の質をあげることです。

これは男性更年期障害のみならず、動脈硬化や高血圧、糖尿病、ガンなどありとあらゆる疾患の予防にもつながります。

中年期以降はこれらの病気のリスクが年齢とともに高まる時期ですので、「そろそろかな?」と思われる方はこれを機会に現在の生活習慣を振り返ってみてはいかがでしょうか。