ツボ(経穴)はある特定の部位を刺激することで、体の状態を正常に導き、様々な症状をやわらげる、東洋医学の代表的な治療法の1つです。

数あるツボの中には、三陰交、大椎など男性更年期障害の症状にもよいツボがいくつかあります。

今回は男性更年期障害の症状を和らげる効果があるツボをご紹介したいと思います。

男性更年期障害に良いツボ

ツボを探す時は、触ると凹みを感じたり、コリコリした部分に触れたり、押すと適度に痛みを感じるするポイントを見つけてください。

それでは具体的に男性更年期障害におすすめのツボをご紹介します。

三陰交(さんいんこう)


出典:救心製薬

三陰交は足の内側のくるぶしに小指をあて、ちょうど人差し指の上にあるツボで、押すとわずかな痛みを感じます。

三陰交は婦人病に良いツボとしても有名ですが、男性においても勃起不全(ED)などの性機能障害に良いツボです。

大椎(だいつい)


出典:プレママプラス

大椎は首を前に倒したときに出っ張った骨の真下にあるツボです。

大椎は自律神経の乱れを正常に戻す効果があり、男性更年期障害におけるイライラや不眠などの精神神経症状などを和らげる効果が期待できます。

湧泉(ゆうせん)


出典:ツボ辞典

湧泉は足の指を曲げたときに、足の裏にできる大きなくぼみにあるツボです。

湧泉には血行を促す作用があり、男性更年期障害においては、のぼせやほてりなどの症状を和らげる効果があります。

大赫(だいかく)


出典:ツボ辞典

大赫はおへそから指4本分下の、中心より指半分(5mm程度)の外側にあるツボです。

大赫は精力増強のツボとしてしられ、男性ホルモンの分泌を促し、男性性機能の衰えをサポートする効果が期待できます。

横骨(おうこつ)


出典:ツボ辞典

横骨は大赫から指1本分下にあるツボです。

横骨は主に泌尿器に作用し、頻尿などに効果があります。

また男性の場合は勃起不全などにも効果が期待できます。

男性更年期障害とは

更年期障害と言えば女性特有のものだと思われがちですが、男性にも更年期障害は起こります。

男性の場合、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの減少がその原因です。

テストステロンは男性を作り上げるホルモンで、骨格筋や筋肉の形成のほか、男性性器や生殖器の発達にも大きく作用するホルモンです。

そのテストステロンは思春期から分泌が増え、20代をピークに減少していきますが、その減少の仕方は緩やかです。

そのため男性更年期障害の場合、女性のようなはっきりとした転換期がなく、発症の時期や症状のあらわれ方にも個人差が大きいことが特徴です。

その症状は大きく分けて3つ、①身体的症状②精神神経症状③性機能関連症状があります。

①身体的症状 ②精神神経症状 ③性機能関連症状
発汗・ほてり

耳鳴り

頭痛・めまい

肩こり

寝汗

など

無気力

疲労感

倦怠感

不眠

イライラ

など

性欲の低下

勃起障害(ED)

頻尿

など

まとめ

男性更年期障害の症状は、体にあらわれる症状、心にあわられる症状、男性特有の症状など多岐にわたります。

体の様々な部位に存在するツボの中には、これらの症状を和らげる効果のあるツボも多く存在しています。

ただ、ツボ押しだけで男性更年期障害を乗り切ることはできないかもしれません。

症状が気になる方は1人で悩まず、専門家に相談してみましょう。