更年期障害と聞くと女性特有の病気だと思われがちですが、実は男性にも更年期障害はあります。

男性の場合、早い人で40代からその症状が出始めます。

男性更年期障害の症状は大きくわけて3つ、ほてりや発汗などの身体的症状、無気力や倦怠感などの精神神経症状、性欲の低下やEDなどの性機能関連症状があります。

ただ、いずれの症状も加齢や疲労から引き起こす場合もあるため、更年期障害だと気づきにくいことがあります。

今回は男性更年期障害にはどのような症状があらわれるのか、具体的にまとめてみました。

男性更年期障害の症状とは

男性更年期障害の症状は、①身体的症状②精神神経症状③性機能関連症状の3つに大きくわけられます。

①身体的症状

男性更年期障害で起こる身体的症状は

  • 体がほてりやすい
  • 暑くもないのにやたらと汗がでる
  • 体が冷える
  • 頭痛やめまいがある
  • 耳鳴りがする
  • 肩こりが治らない
  • 筋力が低くなる

などがあります。

「ほてり」「発汗」「冷え」などは女性の更年期障害でもみられる特徴的な症状ですが、それ以外の症状は更年期障害でなくてもあらわれますね。

特に頭痛や肩こりなど慢性的に感じている方は、それが更年期障害の症状だとなかなか気づきにくいようです。

②精神神経症状

男性更年期障害で起こる精神神経症状は

  • 気力がわかない
  • 疲れがとれにくい
  • 体がだるい・重い
  • やたらとイライラする
  • 集中できない
  • ぐっすり眠れない

などがあります。

男性の40歳以降の年代は「ミドルエイジクライシス(中年期危機)」と呼ばれるほど、思春期についで精神状態が不安になりやすいと言われています。

この年代は社会的・身体的に安定する一方、キャリアに関する悩みや子供の問題、さらに自身の親の老化や介護の問題など、人生における転換期に差しかかる時期です。

そのためうつ病にもかかりやすい年代とも言われていますが、その中には更年期障害が原因のものもあるようです。

③性機能関連症状

男性更年期障害で起こる性機能関連症状は

  • 性欲がわかない
  • 朝立ちの回数が減る
  • 勃起しない
  • トイレの回数が増える
  • 尿の後切れが悪い
  • 尿の勢いが悪い

などがあります。

これらの症状は年を取ると誰しも感じやすいと思います。

そのため、「年のせいかな?」とあきらめてしまった後にその他の症状(身体的・精神神経症状など)があらわれ、そこで初めて更年期障害であることがわかるケースもあります。

症状が気になりだしたらどうする?

以上に挙げた男性更年期障害の症状は、加齢や疲労の蓄積によって引き起こすこともあるため、なかなか自分では更年期障害だと気づきにくいようです。

あまり気にしすぎるのも良くないのかもしれませんが、「年だから」「疲れがたまっているから」など安易に思い込むのも危険です。

少しでも症状が気になり始めたら、1度専門の病院で診てもらうことをお勧めします。

男性更年期障害の場合、身体的症状があれば「内科」精神神経症状があれば「精神科・心療内科」性機能関連関連症状があれば「泌尿器科」を受診しましょう。

また近年では「男性更年期専門外来」「メンズヘルスクリニック」などの専門医院もありますので、気になる方はお近くの専門医院を探してみましょう。

まとめ

更年期障害というと女性の病気だというイメージが強いことと、その症状にも大きな特徴がないため、男性にとってはなかなか判断が難しい病気だと言われています。

一方で、更年期障害であれば治療によって症状が和らぐケースが多いため、気になる方はぜひ専門家に診てもらいましょう。