市販薬
テストステロン(男性ホルモン)の減少が原因で引き起こされる男性更年期障害。

その症状はほてりや発汗などの身体的症状、イライラや不眠などの精神神経症状、性欲の低下や頻尿などの性機能関連症状と多岐にわたります。

それらの症状を緩和させる市販薬には①ホルモン製剤②サプリメント③漢方薬の3種類あります。

ただ症状には個人差がありますし、必ずしもその症状が更年期障害とは限らないので、使用の際は医師に相談することをお勧めします。

今回は男性更年期障害における市販薬について、ご紹介していきたいと思います。

男性更年期障害に良い市販薬

男性更年期障害には様々な症状があらわれます。

現在販売される市販薬の中で男性更年期障害に良いとされているものは①ホルモン製剤②サプリメント③漢方があります。

それではこれらの市販薬が男性更年期障害の症状にどのように作用するのか具体的に見ていきましょう。

①ホルモン製剤

男性更年期障害はテストステロン(男性ホルモン)の減少によって引き起こされます。

市販薬の中にはこのテストステロンを補う内服薬やクリームなどが販売されています。

内服薬

内服薬ではテストステロン以外にも男性更年期障害における疲労感やだるさ、精力減退などの症状を和らげる滋養強壮成分が配合されています。

●金蛇精錠/摩耶堂製薬

●プリズマホルモン錠/原沢製薬

軟膏

軟膏は男性性器に直接塗布することで、更年期障害における性機能の衰えを改善する効果が期待できます。

●トノス/大東製薬工業

●グローミン/大東製薬工業

②サプリメント

サプリメントの中には男性更年期障害の予防や症状の緩和をサポートしてくれるものがあります。

その中でも男性の疲労回復や精力減退などに良いものをいくつかご紹介しましょう。

亜鉛

亜鉛は男性には必要な栄養素で、特に性機能の衰えに効果があります。

マカ

マカにはアミノ酸やミネラルが豊富に含まれており、男性更年期障害の症状に良い作用をもたらします。

トンカットアリ

トンカットアリは滋養強壮作用があり、精力減退などに良い効果をもたらします。

クラチャイダム

クラチャイダムは滋養強壮、精力増強のほか、疲労回復やアンチエイジング効果などが期待できます。

③漢方

漢方は実際に男性更年期障害の治療でも用いられることが多いです。

その代表的なものをいくつかご紹介します。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

泌尿生殖器の働きを高める効果があり、前立腺肥大や勃起不全(ED)などにおすすめです。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の働きを高め、食欲を出す効果があり、疲労感や虚弱などによい作用をもたらします。

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

イライラや不眠、ストレスなど主に男性更年期障害における精神神経症状の改善に効果があります。

1人で悩まず、専門科に相談しよう

市販薬の中にも男性更年期障害に良いものはありますが、独自の判断で摂取するのはあまりお勧めできません。

なぜなら男性更年期障害の病状には個人差があり、医師の診断の下で適切な治療を受ける方がより早く、より安全に改善することができるからです。

男性更年期障害の場合、その症状によって以下に示す診療科を受診することをお勧めします。

  • ほてり・発汗・頭痛・めまいなどの体の症状⇒内科
  • 疲労感・倦怠感・イライラ・不眠などの精神神経症状⇒精神科・診療内科
  • 性欲の減退・勃起不全・頻尿などの性機能関連症状⇒泌尿器科

また最近では、男性の病気に特化したメンズヘルスクリニックや男性更年期外来などもあります。

1人で悩まず、まずは専門科に相談してみましょう。