男性にも起こる更年期障害。

しかし実際に「どの病院にかかればいいの?」と疑問に思うかたも多いでしょう。

男性の場合でも、近年では更年期専門外来やメンズヘルスクリニックなど更年期障害に特化した診療科は増えてきています。

しかし近くにそのような病院が見当たらない場合は、「内科」「泌尿器科」「精神科」「心療内科」など症状にあわせて受診すればよいでしょう。

今回は男性更年期障害の症状や、それに合わせた病院のかかり方などをご紹介したいと思います。

男性更年期障害を診てもらえる診療科

男性更年期障害の場合、その症状は身体的な症状、精神神経的な症状、性機能に関連した症状など様々あり、症状のあらわれ方も個人差があります。

もし気になる症状があれば、その症状にあわせた診療科にまずは相談してみましょう。

内科

男性更年期障害で起こる体の症状に

  • ほてりや発汗
  • 頭痛やめまい
  • 耳鳴り
  • しびれ
  • 肩こり
  • などがあります。

    どれも普段から起こりやすい症状なのですが、これらの症状が長引く場合、まずは『内科』で相談してみましょう。

    泌尿器科

    男性更年期障害で起こる症状の中でも、特に男性特有の症状は

    • 性欲の低下
    • 性機能障害(EDなど)
    • 頻尿
    • 尿の切れが悪い

    など主に性機能に関係した症状があります。

    これらの症状が気になりだしたら『泌尿器科』を受診してみましょう。

    精神科・心療内科

    男性更年期障害で起こる精神神経症状は

    • 無気力
    • 倦怠感
    • うつ状態
    • 不眠
    • イライラ
    • 集中力の低下

    などがあります。

    このような精神的な症状が気になりはじめたら『精神科』または『心療内科』を1度受診してみましょう。

    男性更年期専門外来・メンズヘルスクリニック

    近年では、男性特有の病気に特化した診療科も増えてきています。

    症状と照らし合わせてみて「もしかして更年期障害かも?」と思われる方は、お近くにこのような専門病院があるか探してみましょう。

    ただ、数はそれほどなく、都市部に多い傾向のようなので、見当たらない場合は上記に述べた診療科を受診してください。

    あなたは男性更年期障害?簡単なチェック診断

    男性更年期障害はその症状も多岐にわたり、また症状の中には更年期障害でなくてもあわられるものもあります。

    そのため自分では更年期障害なのかどうなのか、なかなか判断はしづらいものです。

    以下に挙げる『モーリーの10項目の質問』は男性更年期障害を診断する指標の1つです。

    気になる方は試しにチェックしてみましょう。

    モーリーの10項目の質問

    以下の10の質問に『はい』か『いいえ』で答えます。

    質問①または質問⑦に『はい』がある場合、もしくはそれ以外の8項目のうち3項目に『はい』がある場合は、もしかしたら更年期障害の疑いがあるかもしれません。

    ※あくまで指標の1つです。気になる方は専門医院で診てもらうことを忘れずに!

    性欲(セックスをしたいという気持ち)の低下がありますか はい いいえ
    元気がなくなってきましたか はい いいえ
    体力あるいは持続力の低下がありますか はい いいえ
    身長は低くなりましたか はい いいえ
    「日々の楽しみ」が少なくなったと感じていますか はい いいえ
    物悲しい気分になったり、怒りっぽいですか はい いいえ
    勃起力は弱くなりましたか はい いいえ
    最近、運動する能力が低下したと感じていますか はい いいえ
    夕食後うたた寝することがありますか はい いいえ
    最近、仕事の能力が低下したと感じていますか はい いいえ

    まとめ

    近年では男性特有の病気をみてくれる専門外来も増えてきてはいますが、その数はまだ少ないようです。

    「もしかして更年期障害?」と気になる症状のある方で、専門外来がお近くにない場合は、症状にあわせて『内科』『泌尿器科』『精神科』『心療内科』などで相談してみましょう。