ホットフラッシュ
『ホットフラッシュ』という言葉をご存知でしょうか?

ホットフラッシュとは急に顔がほてったり、体がのぼせたする症状で、女性の更年期障害における代表的な症状の1つでもあります。

しかしホットフラッシュは女性特有のものではなく、男性更年期障害でも起こる症状です。

今回はホットフラッシュとは具体的にどのような症状なのか、また男性更年期障害で起こるホットフラッシュの原因や対処法などについてご紹介していきたいと思います。

「ホットフラッシュ」とはどういうものか?

みなさんの中にも、会社のプレゼンや大事な会議などの前に、心臓がバクバク音をたて、顔がほてったり、手に汗をかくような経験をされた方もいらっしゃるでしょう。

これは激しい運動をした時やストレスに遭遇した時に、私たちの体が血圧や心拍数をあげてそれに対応しようとする自然な反応です。

しかしこのような体の反応が何の前触れもなく、突然起こってしまうのがホットフラッシュという症状です。

ホットフラッシュは、特に何もしていないのに急に顔がのぼせたり、体にほてりを感じたりし、時には真冬であっても大量の汗をかいてしまう場合もあります。

ホットフラッシュの原因はまだ明らかになっていない点も多いですが、血圧や心拍をつかさどる自律神経に関係している可能性が現在指摘されています。

男性更年期障害とホットフラッシュ

男性の場合、前立腺がんの治療過程でホットフラッシュがあらわれやすいことは良く知られています。

前立腺がんは男性ホルモンの影響によって進行する場合が多いため、治療に際して男性ホルモンを抑える薬物治療を行います。

前立腺がんにおけるこのようなホルモン療法の副作用にホットフラッシュがあり、この治療を受ける人の6割から8割の人がホットフラッシュの症状を訴えると言われています。

そのため男性にホットフラッシュが起こる原因の1つが、男性ホルモンの減少に関係している可能性があるわけです。

男性更年期障害はテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの減少によって引き起こされます。

ゆえに男性の更年期障害においても、このホットフラッシュが起こりうる症状の1つと考えられます。

ホットフラッシュの対処法

それではホットフラッシュにはどのように対処していけばよいか、具体的にご紹介していきます。

体を冷やす

ホットフラッシュによる急激な体のほてりやのぼせに対しては、まず体を冷やすことが大切です。

保冷材などがあればタオルなどにまいて首筋やわきの下を冷やします。

保冷材などがない場合はハンカチを濡らすなどして対処しましょう。

肌着など身に着けるものに注意する

急に起こるホットフラッシュに備え、体に身に着けるものにも工夫が必要です。

肌着などは通気性の良いもの、吸収性の良いものを選ぶと良いでしょう。

また冬場などはカーディガンなど脱ぎ着しやすいもので、体温を調節するようにしましょう。

規則正しい生活

ホットフラッシュは自律神経のバランスが崩れることで起こると言われています。

不規則な生活や食生活、ストレスなどは自律神経にも大きく影響するため、規則正しい生活を心がけましょう。

症状が辛ければ、専門家に相談しよう

男性更年期障害はテストステロンの減少によって引き起こされ、治療においてもテストステロンの補充療法がおこなわれます。

頻繁に起こるホットフラッシュに悩まされるのであれば、このようなホルモン補充療法によって症状を改善できる可能性があります。

またホットフラッシュは心療内科や精神科などでも治療でき、精神安定剤などを服用することで症状が改善できる場合もあります。

まずは1人で悩まずに、専門家に相談してみましょう。